四字熟語問題 4
後の囲いの中のひらがなを一度だけ使って漢字二字に直し、四字熟語を完成させよ。
また、後の囲いの中の意味の記号を選べ。
1.□□無頼 ( )
1.放蕩無頼 (ウ)
ほうとう‐ぶらい
酒におぼれ、無法であること。
「放蕩」は酒色におぼれ気ままに遊びほうけること。「無頼」は定職をもたず無法な行いをするさま。また頼りにするところが無いこと。
2.□□回帰 ( )
2.永劫回帰 (コ)
えいごう‐かいき
同じことが永遠に繰り返されること。
目的も意味もなく永遠に繰り返される宇宙の中で、あえて積極的に生きる決意をすることは生の絶対的肯定を見ることになる、というニーチェの根本思想。「永遠回帰(えいえんかいき)」ともいう。
3.古色□□ ( )
3.古色蒼然 (オ)
こしょく‐そうぜん
いかにも古めかしいさま。
「古色」は年を経た古びた色合いや、そのさま。「蒼然」は色のあおいさま、ぼんやり薄暗いさま、古びたさま、の意をもつ。
4.□□墨守 ( )
4.旧套墨守 (カ)
きゅうとう‐ぼくしゅ
古い習慣を改めることなく守り続けること。
5.陶犬□□ ( )
5.陶犬瓦鶏 (イ)
とうけん‐がけい
形や外見だけで、中身は役に立たないこと。
陶製の犬、瓦で作った鶏、ということから。
6.李下□□ ( )
6.李下瓜田 (キ)
りか‐かでん
疑われるようなことはするなというたとえ。
「李下に冠を正さず」と「瓜田に履を納れず」を合わせた言葉。
7.□□果断 ( )
7.剛毅果断 (ケ)
ごうき-かだん
意志が強くしっかりしていていて、決断力があるさま。
「剛毅」は意志が強くひるまないこと。「果断」は思い切ってことをするさま。
8.□□万頃 ( )
8.一碧万頃 (ク)
いっぺき‐ばんけい
水面が限りなく広がっているさま。
見渡す限りあおあおとしたさま。「一碧」は空や水面が青一色なさま。「万頃」は地面や水面が広いさま。「頃」は中国の土地面積の単位。
9.吉日□□ ( )
9.吉日良辰 (エ)
きちじつ-りょうしん
縁起の良い日のこと。
「吉日」も「良辰」もよい日柄のこと。
10.□□走牛 ( )
10.蚊虻走牛 (ア)
ぶんぼう-そうぎゅう
小さなものでも強大なものを制することができることのたとえ。
また、小さなことが大事件を引きおこすことのたとえ。蚊(か)や虻(あぶ)にたかられた牛が走って逃げるということから。
そうぜん
かでん
ぶんぼう
りょうしん
がけい
きゅうとう
ごうき
えいごう
ほうとう
いっぺき
※クリックで使用済みにできます。
ア 小さなものでも強大なものを制することができることのたとえ。
イ 形や外見だけで、中身は役に立たないこと。
ウ 酒におぼれ、無法であること。
エ 縁起の良い日のこと。
オ いかにも古めかしいさま。
カ 古い習慣を改めることなく守り続けること。
キ 疑われるようなことはするなというたとえ。
ク 水面が限りなく広がっているさま。
ケ 意志が強くしっかりしていていて、決断力があるさま。
コ 同じことが永遠に繰り返されること。
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