四字熟語問題 5
後の囲いの中のひらがなを一度だけ使って漢字二字に直し、四字熟語を完成させよ。
また、後の囲いの中の意味の記号を選べ。
1.□□豚児 ( )
1.荊妻豚児 (コ)
けいさい-とんじ
自分の妻子の謙称。
「荊妻」は自分の妻をへりくだって言う言葉。「豚児」は自分の子をへりくだって言う言葉。
2.只管□□ ( )
2.只管打坐 (キ)
しかん‐たざ
ひたすら座禅を組むこと。
「只管」は「ひたすら」とも読む。「打坐」は座禅をすること。座ること。
3.□□雲梯 ( )
3.魯般雲梯 (カ)
ろはん‐うんてい
名工が作った高いはしご。
「魯般」は春秋時代の魯の名工。「雲梯」は雲まで届く梯(はしご)ということから、非常に高い梯。敵城を攻める際に使われた。
4.□□浄土 ( )
4.欣求浄土 (オ)
ごんぐ‐じょうど
喜んで極楽往生を願うこと。
「欣求」は喜んで求め願うこと。「浄土」は仏の住む煩悩のない世界。
5.□□転生 ( )
5.輪廻転生 (ア)
りんね‐てんしょう
生死が繰り返されること。
6.泡沫□□ ( )
6.泡沫夢幻 (ウ)
ほうまつ-むげん
はかないことのたとえ。
泡と夢と幻ということから。
7.□□西望 ( )
7.東窺西望 (ケ)
とうき-せいぼう
落ち着きのない様子。
東や西をちらちら見るということから。
8.曲学□□ ( )
8.曲学阿世 (ク)
きょくがく‐あせい
真理をまげて、権力者や世間に気に入られようとすること。
「曲学」は真理を曲げた学問のこと。「阿世」は世間におもねること。
9.杯酒□□ ( )
9.杯酒解怨 (エ)
はいしゅ-かいえん
酒を酌み交わし、仲直りすること。
10.□□切切 ( )
10.凄凄切切 (イ)
せいせい-せつせつ
非常に物さびしいさま。
身にしみてさびしいさまの意の「凄切」を二つ重ねて意味を強めた言葉。
ろはん
りんね
ごんぐ
たざ
あせい
かいえん
むげん
せいせい
けいさい
とうき
※クリックで使用済みにできます。
ア 生死が繰り返されること。
イ 非常に物さびしいさま。
ウ はかないことのたとえ。
エ 酒を酌み交わし、仲直りすること。
オ 喜んで極楽往生を願うこと。
カ 名工が作った高いはしご。
キ ひたすら座禅を組むこと。
ク 真理をまげて、権力者や世間に気に入られようとすること。
ケ 落ち着きのない様子。
コ 自分の妻子の謙称。
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