四字熟語問題 26
後の囲いの中のひらがなを一度だけ使って漢字二字に直し、四字熟語を完成させよ。
また、後の囲いの中の意味の記号を選べ。
1.□□瓜田 ( )
1.李下瓜田 (ウ)
りか‐かでん
疑われるようなことはするなというたとえ。
「李下に冠を正さず」と「瓜田に履を納れず」を合わせた言葉。
2.桑田□□ ( )
2.桑田碧海 (ア)
そうでん‐へきかい
世の中の変化が激しいことのたとえ。
桑畑が青い海に変わるということから。類義語に「桑田滄海(そうでんそうかい)」がある。
3.博聞□□ ( )
3.博聞彊識 (オ)
はくぶん-きょうしき
広く書物を読んだり、物事を聞き知り、その内容をよく覚えていること。
「博聞」は広く物事を聞き知っていること。「彊識」は記憶力に優れ、物事をよく知っていること。「彊」は強いということ。彊(つよ)い。類義語に「博聞強記(はくぶんきょうき)」「博覧強記(はくらんきょうき)」がある。
※「彊識」は「きょうし」とも読む。「彊」は「強」とも書く。
4.□□秀麗 ( )
4.眉目秀麗 (ケ)
びもく‐しゅうれい
美しく整っている顔立ち。
多くは男性のことをいう。「眉目」は眉と目、また容姿のこと。
5.□□一斑 ( )
5.全豹一斑 (イ)
ぜんぴょう-いっぱん
ほんの少しの部分を見て、全体を推測したり批評すること。
見識が非常に狭いことのたとえ。豹(ひょう)の斑点の一つだけを見て全体を判断する、ということから。
6.□□暮楚 ( )
6.朝秦暮楚 (ク)
ちょうしん-ぼそ
住所が定まらず、ふらふらと放浪していること。また、主義や主張などが定まらず、常に変わることのたとえ。
朝、秦の国にいると思ったら、夕方には楚の国にいる、ということから。
7.九鼎□□ ( )
7.九鼎大呂 (エ)
きゅうてい‐たいりょ
貴重なものや重い地位や名声などのたとえ。
「九鼎」「大呂」ともに周の宝器。
8.□□雀躍 ( )
8.欣喜雀躍 (キ)
きんき‐じゃくやく
おどりあがって喜ぶこと。
「欣喜」は大喜びすること。「雀躍」は雀(すずめ)がおどるようにして喜ぶこと。小躍り。
9.積善□□ ( )
9.積善余慶 (カ)
せきぜんのよけい
たくさんの善行は子孫の代にまでも幸運が及ぶ。
「積善の余慶」。「積善の家には必ず余慶あり」。
10.図南□□ ( )
10.図南鵬翼 (コ)
となん-ほうよく
大事業を企てること。また、大志を抱くこと。
「図南」は「鵬(おおとり)」が南に向かって翼を広げようとする意。「鵬」は中国での想像上の大きな鳥のこと。
きんき
りか
たいりょ
ちょうしん
ほうよく
びもく
ぜんぴょう
よけい
きょうしき
へきかい
※クリックで使用済みにできます。
ア 世の中の変化が激しいことのたとえ。
イ ほんの少しの部分を見て、全体を推測したり批評すること。
ウ 疑われるようなことはするなというたとえ。
エ 貴重なものや重い地位や名声などのたとえ。
オ 広く書物を読んだり、物事を聞き知り、その内容をよく覚えていること。
カ たくさんの善行は子孫の代にまでも幸運が及ぶ。
キ おどりあがって喜ぶこと。
ク 住所が定まらず、ふらふらと放浪していること。また、主義や主張などが定まらず、常に変わることのたとえ。
ケ 美しく整っている顔立ち。
コ 大事業を企てること。また、大志を抱くこと。
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