四字熟語問題 2
後の囲いの中のひらがなを一度だけ使って漢字二字に直し、四字熟語を完成させよ。
また、後の囲いの中の意味の記号を選べ。
1.□□万里 ( )
1.波濤万里 (エ)
はとう-ばんり
はるか遠くの外国のこと。
海を隔てた非常に遠い場所ということから。「波濤」は大きな波のこと。「万里」は非常に遠い距離のこと。
2.玉砕□□ ( )
2.玉砕瓦全 (ア)
ぎょくさい-がぜん
名誉を重んじて死ぬことと、無為に生きながらえること。
3.用管□□ ( )
3.用管窺天 (イ)
ようかん-きてん
視野が狭いこと、世間知らずなこと。
細い管から天をのぞくということから。「管を用いて天を窺う(くだをもちいててんをうかがう)」。
4.□□再拝 ( )
4.頓首再拝 (ク)
とんしゅ‐さいはい
深く頭を下げて敬意を表すこと。
「頓首」は中国の礼式で地に頭をつけるようにして敬意を表すこと。「再拝」は二度繰り返し礼拝すること。また、「頓首」も「再拝」も手紙の末尾に、結びの言葉として使われる。
5.清濁□□ ( )
5.清濁併呑 (オ)
せいだく-へいどん
度量が大きいこと。
善と悪の区別なく受け入れること。「清濁併せ呑む(せいだくあわせのむ)」ともいう。
6.□□満門 ( )
6.桃李満門 (コ)
とうり-まんもん
優れた人材が集まること。
「桃李」は桃とすもも、またすぐれた門下生のことをいう。「桃李門に満つ(とうりもんにみつ)」。
7.甑塵□□ ( )
7.甑塵釜魚 (ウ)
そうじん-ふぎょ
非常に貧乏なことのたとえ。
甑に塵がつもり、釜に魚がわく、ということから。「甑(こしき)」は米などを蒸すのに用いる土器。「魚」は、ここではボウフラのことをいう。
8.暮色□□ ( )
8.暮色蒼然 (カ)
ぼしょく‐そうぜん
夕暮れ時の薄暗いようす。
「暮色」は夕暮れ時の薄暗い色や景色。「蒼然」は色のあおいさま、また薄暗いさまをいう。
9.磨穿□□ ( )
9.磨穿鉄硯 (キ)
ません-てっけん
強い意志で勉学に励むこと。
鉄の硯(すずり)をすり減らして穴をあけるということから。
10.画虎□□ ( )
10.画虎類狗 (ケ)
がこ-るいく
凡人が非凡の真似をして失敗するさま。
虎の絵を描こうとしても犬のような絵になってしまうということから。「虎を画きて狗に類す(とらをえがきていぬにるいす)」ともいう。
そうぜん
へいどん
きてん
はとう
がぜん
てっけん
るいく
ふぎょ
とうり
とんしゅ
※クリックで使用済みにできます。
ア 名誉を重んじて死ぬことと、無為に生きながらえること。
イ 視野が狭いこと、世間知らずなこと。
ウ 非常に貧乏なことのたとえ。
エ はるか遠くの外国のこと。
オ 度量が大きいこと。
カ 夕暮れ時の薄暗いようす。
キ 強い意志で勉学に励むこと。
ク 深く頭を下げて敬意を表すこと。
ケ 凡人が非凡の真似をして失敗するさま。
コ 優れた人材が集まること。
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