四字熟語問題 18
後の囲いの中のひらがなを一度だけ使って漢字二字に直し、四字熟語を完成させよ。
また、後の囲いの中の意味の記号を選べ。
1.□□不壊 ( )
1.金剛不壊 (エ)
こんごう‐ふえ
極めて堅固で、壊れることがないこと。
「金剛」は最も硬い金属、またダイヤモンドのこと。「不壊」は壊れないこと。
2.□□重来 ( )
2.捲土重来 (ク)
けんど‐ちょうらい
一度負けたものが、再び勢力を盛り返してくること。
「捲土」は土煙を巻き上げること。勢いが盛んなさまをいう。「けんどじゅうらい」とも読む。
3.□□栄華 ( )
3.栄耀栄華 (イ)
えいよう‐えいが
時めき、贅沢を尽くすこと。
「栄耀」は派手で贅沢なこと。「栄華」は世に華やかに栄えること。[例] 栄耀栄華を極める。
4.□□舜木 ( )
4.尭鼓舜木 (カ)
ぎょうこ-しゅんぼく
人々の善言をよく聞き入れること。
尭帝は朝廷に太鼓を設置し、自分を諫めようとするものに打たせ、また舜帝は木を設置し、諫めの言葉を書かせたという故事から。尭帝、舜帝は中国の伝説上の聖天子。
5.中原□□ ( )
5.中原逐鹿 (ケ)
ちゅうげん-ちくろく
群雄が割拠して、帝位を得ようと争うこと。
また、地位や政権などを得るために競争すること。「中原」は中国古代文明の発祥とされる黄河中流域のこと。「鹿」は帝位のたとえで、「逐鹿」は帝位を争うこと。「中原(ちゅうげん)に鹿(しか)を逐(お)う」ともいう。
6.七堂□□ ( )
6.七堂伽藍 (ウ)
しちどう‐がらん
寺の主要な建物。また、主要な建物がそろった寺。
一般的に,塔・金堂・講堂・鐘楼・経蔵・僧房・食堂(じきどう)の七つをいう。(※時代や宗派によって、建物や数が異なる)
※「伽」は「迦」とも書くことができる。
7.□□群吠 ( )
7.邑犬群吠 (コ)
ゆうけん-ぐんばい
つまらない者たちが集まり、あれこれ噂や悪口を言い合うこと。
つまらない者たちが集まって、優れた者の悪口を言うたとえ。「邑」は村里のこと。村里の犬が集まって盛んに吠える、ということから。
8.□□万里 ( )
8.鵬程万里 (ア)
ほうてい-ばんり
長い道のり。
鵬が飛ぶ距離ほどの長い道のりということ。「鵬(おおとり)」は想像上の大きな鳥のこと。九万里の高さまで飛ぶという。「程」は道程(みちのり)のこと。
9.□□玉兎 ( )
9.金烏玉兎 (オ)
きんう‐ぎょくと
月日のこと。
太陽と月、ということから。「金烏」は中国の伝説で太陽に三本足の烏(からす)がいるということから、太陽のこと。「玉兎」は月に住む兎(うさぎ)ということから、月のこと。
10.泰山□□ ( )
10.泰山梁木 (キ)
たいざん‐りょうぼく
頼りになる立派な人物のたとえ。
泰山や、家の梁(はり)のように頼りになる、ということから。
ほうてい
えいよう
ちくろく
りょうぼく
こんごう
ぎょうこ
がらん
きんう
ゆうけん
けんど
※クリックで使用済みにできます。
ア 長い道のり。
イ 時めき、贅沢を尽くすこと。
ウ 寺の主要な建物。また、主要な建物がそろった寺。
エ 極めて堅固で、壊れることがないこと。
オ 月日のこと。
カ 人々の善言をよく聞き入れること。
キ 頼りになる立派な人物のたとえ。
ク 一度負けたものが、再び勢力を盛り返してくること。
ケ 群雄が割拠して、帝位を得ようと争うこと。
コ つまらない者たちが集まり、あれこれ噂や悪口を言い合うこと。
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