四字熟語問題 13
後の囲いの中のひらがなを一度だけ使って漢字二字に直し、四字熟語を完成させよ。
また、後の囲いの中の意味の記号を選べ。
1.□□附会 ( )
1.牽強附会 (コ)
けんきょう‐ふかい
自分の都合の良いように、理屈を強引にこじつけること。
「牽強」も「附会」も理屈を無理にこじつける意。
※「附」は「付」とも書く。
2.□□天賦 ( )
2.運否天賦 (キ)
うんぷ‐てんぷ
人の運の良し悪しは天が決めるということ。
「運否」は幸運と不運ということ。「天賦」は天が与えること、また天から授かるもの。
3.行住□□ ( )
3.行住坐臥 (ク)
ぎょうじゅう‐ざが
日常、常日頃。
行くことと止まること、座ることと横になること。日常生活における基本的な動作、ということから。
※「坐」は「座」とも書く。
4.水天□□ ( )
4.水天一碧 (カ)
すいてん‐いっぺき
海と空とが一続きになって、青々としていること。
「一碧」は空や水面が青一色なさま。
5.□□美俗 ( )
5.醇風美俗 (イ)
じゅんぷう‐びぞく
人情が厚くてよい風俗。
「醇風」は人情の厚い風俗。「美俗」は美しくてよい風俗。
6.□□走狗 ( )
6.飛鷹走狗 (ア)
ひよう‐そうく
狩猟をすること。
鷹を飛ばし、狗(いぬ)を走らせる、ということから。
7.□□同時 ( )
7.啐啄同時 (エ)
そったく‐どうじ
絶好の好機。また、禅宗で師が、今まさに悟りを開こうとしている弟子を後押しすること。
「啐」は卵の中の雛が外に出ようとしている時の音や声。「啄」は親鳥が孵化を助けるべく外から殻をつつく音。
8.□□夕虚 ( )
8.朝盈夕虚 (ウ)
ちょうえい‐せききょ
人生の儚いことのたとえ。
「盈」は満ちるの意。朝に満ちて、夕方に虚(うつ)ろになる、ということから。
9.天神□□ ( )
9.天神地祇 (オ)
てんじん‐ちぎ
あらゆる神々のこと。
天の神と、国つ神(くにつかみ)ということから。
10.浮花□□ ( )
10.浮花浪蕊 (ケ)
ふか‐ろうずい
これといった取り柄もなく、ありふれているさま。
「浮花」も「浪蕊」も実がならないむだ花ということから。
うんぷ
ちょうえい
ざが
そったく
ちぎ
ろうずい
けんきょう
いっぺき
ひよう
じゅんぷう
※クリックで使用済みにできます。
ア 狩猟をすること。
イ 人情が厚くてよい風俗。
ウ 人生の儚いことのたとえ。
エ 絶好の好機。また、禅宗で師が、今まさに悟りを開こうとしている弟子を後押しすること。
オ あらゆる神々のこと。
カ 海と空とが一続きになって、青々としていること。
キ 人の運の良し悪しは天が決めるということ。
ク 日常、常日頃。
ケ これといった取り柄もなく、ありふれているさま。
コ 自分の都合の良いように、理屈を強引にこじつけること。
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