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故事・諺問題 21

次の下線のカタカナを漢字で記せ。

1.ハシにも棒にもかからない。
(はしにもぼうにもかからない)
ひどすぎて取り扱いようがない。どうしようもないほど劣っている。小さい箸にも大きい棒にもひっかからない意から。
解答
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2.中流に船を失えばイッピョウも千金。
一瓢
(ちゅうりゅうにふねをうしなえばいっぴょうもせんきん)
つまらないものでも、場合によっては大きな価値が生じる。船が難破したときは、瓢(ひさご)一つでも浮き輪代わりとして千金の価値になるという意から。「一瓢(いっぴょう)」はひさご(=ひょうたん)一つ。「中流に船を失えば一壺(いっこ)も千金」とも。
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3.シュンメ痴漢を乗せて走る。
駿馬
(しゅんめちかんをのせてはしる)
この世は思うようにいかないということのたとえ。特に、美人が下らない男と結婚することにいう。「駿馬(しゅんめ)」は足のはやい優れた馬。
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4.香炉峰の雪はスダレをかかげて看る。
(こうろほうのゆきはすだれをかかげてみる)
中国の詩人、白居易の詩の一節。雪が高く降り積もった日、中宮定子に「香炉峰の雪いかならん」と問われた清少納言が機転を利かせて、その詩句にならい御簾を高くかかげたという話がある。
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5.キセキに入る。
鬼籍
(きせきにいる)
死んで鬼籍に名前を記入される。死ぬことを婉曲(えんきょく)にいう言葉。「鬼籍(きせき)」は寺院で名前や死亡年月日などを記しておく過去帳のこと。
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6.欲のクマタカ股を裂く。
熊鷹
(よくのくまたかまたをさく)
欲が深すぎると災いを招くというたとえ。熊鷹が二頭の猪をそれぞれ両足でつかんだ際に、猪が左右に逃げようとしてそれを離さずにいたら股が裂けて死んだという話から。
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7.ウソも方便。
(うそもほうべん)
うまく事を運ぶための手段として、時には嘘をつかなければならないこともある。「方便(ほうべん)」は目的を達成するための便宜の手段。
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8.ヒジ鉄砲を食わす。
肘・肱
(ひじでっぽうをくわす)
誘いや要求を拒絶すること。肘の先で強く突きのけるということから。
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9.ムケイの言は聴く勿れ。
無稽
(むけいのげんはきくなかれ)
根拠のない、いい加減な話は聞くなということ。「無稽(むけい)」は拠り所のないこと。根拠のないこと。
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10.大声リジに入らず。
里耳(俚耳)
(たいせいりじにいらず)
上品で優れた音楽は俗人の耳に入りにくい。高尚な議論は俗人に理解されにくいことのたとえ。「大声(たいせい)」は上品な音楽。また、偉大な道理を含んだ語。「里耳(りじ)」は世間の人々の耳。俗人の耳。
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