TOP 故事・諺問題一覧 故事・諺問題 12

故事・諺問題 12

次の下線のカタカナを漢字で記せ。

1.ヤクジに親しむ。
薬餌
(やくじにしたしむ)
常に薬を飲んだり、医者にかかったりと、病気がちなさま。
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2.ドンシュウの魚。
吞舟
(どんしゅうのうお)
大人物のたとえ。善人と悪人共にいう。舟を丸呑みするほどの大きな魚ということから。
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3.サヤ走りより口走り。
(さやばしりよりくちばしり)
鞘走りよりも、失言の方が危険であるということ。「鞘走(さやばし)り」は鞘がゆるく、刀が自然に抜け出ること。
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4.衣食足りてエイジョクを知る。
栄辱
(いしょくたりてえいじょくをしる)
人は生活が豊かになってはじめて名誉や恥に心を向けるようになる。類句に「衣食足りて礼節を知る」「礼儀は富足に生ず」がある。
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5.ガイコツを乞う。
骸骨
(がいこつをこう)
主君に辞職を願い出ること。主君に捧げた肉体の残骸を乞い受ける意から。
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6.エツボに入る。
笑壺
(えつぼにいる)
思い通りになって大喜びする。
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7.海中より盃中にデキシする者多し。
溺死
(かいちゅうよりはいちゅうにできしするものおおし)
海で溺れて死ぬ人よりも、酒の飲み過ぎで死ぬ人のほうが多いということ。
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8.地獄のサタも金次第。
沙汰
(じごくのさたもかねしだい)
地獄で受ける裁判も金次第ということから、この世は金があれば大抵何でもできるということ。
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9.六日のアヤメ、十日の菊。
菖蒲
(むいかのあやめとおかのきく)
時期遅れで役に立たないことのたとえ。五月五日の端午(たんご)の節句に一日遅れた六日の菖蒲(しょうぶ)と、九月九日の重陽(ちょうよう)の節句に一日遅れた十日の菊、ということから。
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10.万緑ソウチュウ紅一点。
叢中
(ばんりょくそうちゅうこういってん)
多くの男性の中に一人だけ女性がいること。一面の緑に一点の紅花が咲いている意から。
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