四字熟語問題 8
後の囲いの中のひらがなを一度だけ使って漢字二字に直し、四字熟語を完成させよ。
また、後の囲いの中の意味の記号を選べ。
1.賢明□□ ( )
1.賢明愚昧 (ケ)
けんめい‐ぐまい
賢いことと、おろかなこと。
2.閑雲□□ ( )
2.閑雲野鶴 (キ)
かんうん‐やかく
何の束縛もないこと。
静かに浮かぶ雲と、野にいる鶴、ということから。
3.□□落月 ( )
3.屋梁落月 (コ)
おくりょう-らくげつ
友人を思う切な心。
流罪となった友人を思いやり、「沈みかかる月の光が屋根を照らし、そこにあなたの面影を見た」と詠じたという故事から。
4.□□惑衆 ( )
4.妖言惑衆 (ア)
ようげん-わくしゅう
あやしい言葉で人々をまどわすこと。
「妖言」は人を惑わす根拠のない噂や、あやしい言葉。「妖言、衆を惑わす」。
5.体貌□□ ( )
5.体貌閑雅 (カ)
たいぼう-かんが
容姿が落ち着いていて、上品なさま。
「体貌」は容姿のこと。「閑雅」は落ち着いていて上品なさま。
6.欣喜□□ ( )
6.欣喜雀躍 (ク)
きんき‐じゃくやく
おどりあがって喜ぶこと。
「欣喜」は大喜びすること。「雀躍」は雀(すずめ)がおどるようにして喜ぶこと。小躍り。
7.□□托生 ( )
7.一蓮托生 (ウ)
いちれん‐たくしょう
良くも悪くも運命・行動を共にすること。
また、死後、極楽浄土で同じ蓮華の上に生まれること。
8.虚心□□ ( )
8.虚心坦懐 (イ)
きょしん‐たんかい
心に何のわだかまりもないさま。
「虚心」は先入観や疑念などがない、ありのままで素直な心。「坦懐」も同じような意味で、心にわだかまりがないこと。
9.漁網□□ ( )
9.漁網鴻離 (オ)
ぎょもう-こうり
求めた物と実際に得た物が異なること。
魚を捕まえる網に鳥がかかったということから。「鴻」は大きな鳥のこと。「離」は網にかかる意。
10.容貌□□ ( )
10.容貌魁偉 (エ)
ようぼう‐かいい
顔や体が立派で、しっかりしているさま。
「容貌」は顔立ちのこと。「魁偉」は体格や顔の造形が並外れて大きく立派なさま。
じゃくやく
おくりょう
ようげん
たんかい
ぐまい
かんが
こうり
やかく
いちれん
かいい
※クリックで使用済みにできます。
ア あやしい言葉で人々をまどわすこと。
イ 心に何のわだかまりもないさま。
ウ 良くも悪くも運命・行動を共にすること。
エ 顔や体が立派で、しっかりしているさま。
オ 求めた物と実際に得た物が異なること。
カ 容姿が落ち着いていて、上品なさま。
キ 何の束縛もないこと。
ク おどりあがって喜ぶこと。
ケ 賢いことと、おろかなこと。
コ 友人を思う切な心。
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