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故事・諺問題 28

次の下線のカタカナを漢字で記せ。

1.セイトクの士は乱世に疏んぜらる。
盛徳
(せいとくのしはらんせいにうとんぜらる)
立派な徳を持つ人は、秩序の乱れた世ではかえって疎まれてしまう。「盛徳(せいとく)」は盛んな徳。立派な徳。
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2.牡丹に唐ジシ
獅子
(ぼたんにからじし)
獅子(しし)に牡丹(ぼたん)の花を配した図柄。取り合わせのよいもののたとえ。「獅子に牡丹」ともいう。
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3.トウリもの言わざれども下自ら蹊(みち)を成す。
桃李
(とうりものいわざれどもしたおのずからみちをなす)
桃や李(すもも)は何も言わないが、美しい花や実に惹かれて人が集まり、自然と木の下に道ができる。徳のある人は黙っていても、その徳を慕う人が自然と集まることのたとえ。
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4.冠履を貴んでトウソクを忘る。
頭足
(かんりをたっとんでとうそくをわする)
些細な事を重んじて、根本を忘れること。「冠履(かんり)」は冠(かんむり)と履(くつ)。「頭足(とうそく)」は頭と足。冠と履を重んじて、頭と足のことを忘れるということから。
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5.オウムよく言えども飛鳥を離れず。
鸚鵡
(おうむよくいえどもひちょうをはなれず)
鸚鵡(おうむ)は人の言葉をまねて話すが、結局のところ鳥でしかない。口は達者だが、実際の行動が伴わないことのたとえ。
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6.ブンボウ牛羊を走らす。
蚊虻
(ぶんぼうぎゅうようをはしらす)
弱小なものでも侮れないということのたとえ。また、小さなものが原因で大事件が起きたりすることのたとえ。蚊(か)や虻(あぶ)のような小さな虫に刺されるのを嫌がって牛や羊が走るということから。
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7.草木も眠るウシ三つ時。
(くさきもねむるうしみつどき)
不気味なほど静かになった真夜中のこと。「丑三つ時」は昔の時刻で、丑の刻を四分した三番目の時刻。現在の時間にすると午前二時から二時半頃。
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8.カイケイの恥。
会稽
(かいけいのはじ)
敗戦の恥辱。以前に受けた酷い恥辱。春秋時代、会稽山で越王勾践が呉王夫差に破れ、屈辱的な講和を結んだという故事から。「―をすすぐ」
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9.事が延びればオヒレが付く。
尾鰭
(ことがのびればおひれがつく)
物事は長引くといろいろと余計な問題が生じて面倒になる。
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10.ジュウバを殺して狐狸を求む。
戎馬
(じゅうばをころしてこりをもとむ)
小さな利益のために、大きな損をすることたとえ。貴重な戎馬を殺して、価値のないキツネやタヌキを追い求めるということから。「戎馬(じゅうば)」は戦いに使う馬。軍馬。
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